Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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先生が逮捕された。
 朝鮮総連に強制捜査が入り、それに抵抗した、高校の頃にお世話になった先生が逮捕されました。 それそのものが法律の枠内で行われたことを理解はしているのですが、心情としては、なんであの先生が、、と納得がいかないのが事実です。 国家権力を、今ほど身近に感じた事はありません。

 その立場により、物の見方が変わると言うのは皆さん周知の事だと思いますが、逮捕された先生を想う人間の立場からものを見ると、報道の問題点が目に付きます。 別に、今に始まったことではないのですが、この、薄弱な推論と信頼性が決して高いとはいえないソースとに基づいた報道は、何とかならないものでしょうか。 もちろん、正しい推論と信頼できる情報からなる記事を書こうとすると、書ける範囲が狭まり、大変でしょうけれど。
 

 僕は朝鮮学校を出たのですが、朝鮮総連については分からないことが多いです。
 ですが、朝鮮学校で学んだ人間として(このカテゴリー参照)誓って言える事があります。 それは、あの学校は、学生の人間性を育てる点においては、最高の学校の一つだということです。 その素晴らしさは、生徒を心から愛して学生と向かい合う先生の素晴らしさに多くを拠っています。 

 ここで書く問題ではないかもしれませんが、朝鮮学校では財政が厳しいところが少なくなく、教師の給料が支払われないということも珍しくありません。 (それそのものも解決すべき問題ですが、それについてはここではこれ以上触れません) 

 それなのに、辞める人はあまりいません。

 その理由は、人それぞれにあるでしょうし、僕が確言できるものではないのですが、そんな状況においても学校を離れず学生に何かを教えようとしている人たちが、どのような人々であるか、想像していただけると幸いです。 彼女・彼らはほぼ無償である可能性を知りながらも働きはじめ、事実そうであっても働き続けているのです。 毎日朝8時から真夜中まで働き、土日も部活の指導や授業の準備のために学校にいます。
 そんな人々が、世の中のどこにいるのでしょうか。 そんな先生たちから学んだおかげで、もともと性格が捻じ曲がっていた僕が、多少なりともまともな人間になれたのだと思います。 

 朝鮮学校が素晴らしい学校であることが、先生の逮捕を不当とする根拠であるというつもりはもちろんありません。 ですが、このブログによって、逮捕された人の事を多少違う見方で慮ってくれる方が一人でも増える事を祈るばかりです。


Comment
≪この記事へのコメント≫
そうですね。
逮捕された先生が100%悪くないとは思いませんが、この私ですらやり過ぎではないかと思います。
確かに朝鮮学校の先生は立派ですよね。
他の生徒にももっと分かってもらいたいです。
2007/04/26(木) 22:32:26 | URL | LEE #MXCqsy6o[ 編集]
お気持ちお察しします。
公権力がいつも正しいわけではありません。
多数派が正しいわけでもない。
もちろん逆もしかりですが、
「真実」は一つではないということかもしれません。
特に政治や外交が絡むと「真実」を探求しない人間には
余計に見えにくくなってきます。

事実と当事者の想いのバランスをいかに
とるか、も法と学問の使命の一部だと理解して
います。
何のためのものを学ぶか、自戒したいと思います。

このエントリを読んでそれまでとは違う見方で
このニュースを聞いた人間がここに一人増えたことを
申し添えて。
2007/04/27(金) 23:42:24 | URL | taka #-[ 編集]
返信遅れてごめんなさい。
LEE、ただ立っているだけだったのに、いきなり警察隊に引きずり込まれて滅多打ちされてつかまったらしいね。 何がなんだかわからないです。


takaさん、コメントありがとうございます。
takaさんの最近の記事を読みながら、自分にも無自覚の正誤判断の前提が働いている可能性があることを感じました。 ことが身近に起こって感じるのは、現実世界の中で生きている人間は真理と意志の間に立っているのだということです。 難しいです。。 
 
 



2007/04/29(日) 01:23:49 | URL | Taejun #-[ 編集]
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