Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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伝えたい気持ちが映画を作る。
 試験が、2,3の凡ミスをやらかしつつも終わり、以前見た(感想文はこちら)、「ホテル・ルワンダ」をDVDで改めて見ました。 DVDには、出演者や、映画のモデルとなった人々のインタビューも入っていて、すごく良かったです。

 メイキングなども改めて見て感じたことは、「伝えたい」という気持ちが映画を作るのだということ。


 ルワンダの1200人を虐殺から救ったホテルのマネージャー、ポール・ルセサバギナをはじめとする多くの人は、映画の脚本家に、ある限りのことを詳細に話したそうです。 それは、ルワンダの虐殺を経験した人々は、この事実を世界に伝えたかったのに、世界の関心があまりにも薄いことを感じていたからでしょう。 

 ルワンダにいた人々の話を聞き、脚本家ケア・ピアソンは「この話は絶対に世界に伝えないといけない」という思いを強くします。 

 可能な限り多くの人に物語を使えたかったから、この映画では次のような工夫がされたそうです:

 ・だれでも見れるものにするために、残虐シーンを可能な限り少なくする
 ・見る人が楽しめる要素を盛り込む
 ・映画の出演者たちは、本来「普通の人々」だということわかってもらう演出をする(これは、モデルとなったポール本人が望んだことでもありました)
 
 
 
 また、主役を務めたドン・チードルも、この映画を「伝えたい」と望んだ人間の一人でした。 彼は、ポール・ルセサバギナ本人と何度も話、彼の人生を共有するように努めたそうです。 このような役作りを経たからこそ、映画におけるドン・チードルの演技には見る人を感動させるものがあります。 もちろん、プロの俳優は、そのような準備をせずとも世界に入ることはできるのかもしれませんが、それでもやはり、このような役作りをした場合とそうでない場合には、明確な差が出るのでしょう。

  
 映画は、「世界が無関心であり続ける限り同様の悲劇はまた起こりうる」という痛切なメッセージを込めています。 このメッセージに共感した人は少なくないでしょう。 映画の持つ力を強く感じるのでした。 
 
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