Taejunomics

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カラマーゾフの新訳が相当に読みやすい。
 読書の秋ですね。
 
 もし読む本が決まっていなければ、カラマーゾフの兄弟をお勧めします。
 
 なんとなく、「今こそカラマーゾフを再読するタイミングだな」と思ったので、読むことにしました。 ちょうど、噂の新訳が出ていたので、そちらを購入。

 
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー (2006/09/07)
光文社




 ものすごく読みやすいです。 翻訳が、現代人の文章になっているからなのでしょうね。 といっても、翻訳された亀山郁夫はドストエフスキーの専門家なので、その訳が不正確という可能性は比較的低いと思います。 (原文を読めないのでよくわかりませんが)

 古典独自の、あのいかめしいというか、重苦しい文体が好きな人にはしっくりこないかもしれません。 僕も正直言うと、そういう文体が嫌いではないのですが、昔の人は、この翻訳のようなノリでカラマーゾフを読んでいたのだと考えると、訳そのもののスタイルは、大した問題ではないのかな、と感じます。


 カラマーゾフは、第一巻がものすごく読みにくい。 面白さを感じる前に投げ出してしまう場合が多いのです。 かくいう僕も、初めて読んだ時には、最初の100ページを読むのに何週間もかかりました(つまらなかったから)。
 新訳がそのハードルをかなり下げてくれたことは、有難いことです。 (あくまで比較の問題ですが)すらすら読める。 あっという間に200ページを超え、第一巻を読み終えようとしています。 翻訳のノリの良さが、多少なりとも影響を与えていると思います。 
 
 ドストエフスキーの最後の作品「カラマーゾフの兄弟」は、作者の思想の集大成であり、世界最高の文学作品の一つとして誉れ高い作品です。
 ここには、壮大なスケールの物語は出てきません。 たった四日間に、作品のほとんどの分量が割かれています。 しかし、そこで語られることには、人間の問題の多くが凝縮されている気がします。 人間のどろどろした部分と神聖な部分が紙一重で見事に折り重なっている。 そのあたりに、僕は何とも言えぬ魅力を感じるのです。 
  

 皆さんも、秋の夜長のお供にどうぞ^^。

Comment
≪この記事へのコメント≫
こんばんは
ごぶさたしております。
面白いご紹介をありがとうございました。
拝読してみようと思います。

私は一度つまらないパロディ小説を書いたことがあります。
まず主人公の名前が、ミハイル=ジェーシェンカ=イバノビッチ=ドミートリー=ベルボローフスキーというんです。で、2人目が・・・(笑)。
2007/09/29(土) 22:28:15 | URL | bun #pT3V5BCg[ 編集]
お久しぶりです。
まるで村上春樹小説みたいなノリで(誇張しすぎですが)読むことができるので、ぜひ手に取ってみてください^^。

じゃあ、二人目はまさか、パーヴェル=ヒョードロヴィッチ=アレクセイ、、(以下略)

 
2007/09/30(日) 14:04:15 | URL | Taejun #-[ 編集]
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