Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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発表損失≠本当の損失。
 サブプライム損失がこれで終わりそうかというと、そうでもないかもしれません。 僕は会計についてはあまり詳しくはないのですが、それでも、
 http://www.azsa.or.jp/b_info/letter/15/02.html

 とかを見るとわかるように、サブプライム周りの債券の評価損が実際の損失と等しいか、という点については、少なくとも二つは問題がありそうです:
 
 ・時価評価の適切性
 時価と実際の価値の間には乖離があり得ます。
 時価評価による損失が事実より大きすぎる可能性もありますが、そうでない可能性もあり得ます。

 ・減損会計の適用タイミング
 満期保有目的の債券については、その価値の下落が著しい(50%以下)の時に初めて損失処理がされることになります。 この類のRMBS(債券の一種です)を、満期保有目的で1兆円分持っていたら、なんて恐ろしい想像はあまりしたくはないのですけれど、まあ可能性としては残っていそうです。

 
 そんなこんなで、まだ市場の混乱は少なそうですが、今後とも混乱は続きそうです。

 
 そうそう、もう1点ですが、この一連の問題がクレジット周りの問題ということも要注目かと思います。 市場の経験が浅い僕のイメージでしかないのですが、病気で言うと、株は発作系、債券はじわじわと来る病系というイメージです。

 株式の問題であれば、ブラックマンデーの時のように、公的機関の介入等によりかなり問題を緩和することが可能ですが、クレジット周りの問題となると、問題の根は株の時よりはるかに深いのでなかなか回復までには時間がかかるかもしれません。

 
 まあ、さらにいうと、このRMBSは、金融工学の理論的には色々と面白い事があるらしいのですが、それはブログに書いてもなんなので^^;
 
Comment
≪この記事へのコメント≫
債権を購入した側はひとまずおいておくとして…
ローンを組んだ側のダメージ及び救済はどうなのでしょう?バブルで住宅を買ったアメリカ国民の購買力・需用は…
中国バブルも逝ったら…貿易が…日本経済が…(震えあがる)
2007/10/27(土) 04:23:27 | URL | 三浦介 #OGPSQbQg[ 編集]
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