Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
ウェブ版のマイクロファイナンスに市場はあるのか。
 ウェブ版のマイクロファイナンス作り、少しずつ進んでいます。
 東アジアを中心に、活動を考えています。
 色々な人々を巻き込んで、大きな流れにできればいいなと思っています。

 4月までに企画書を作って、その後、スポンサー探しやサイト設計などに着手する予定です。
 技術的な問題は一つ一つ解決していくとして、今のところは、議論を深めつつ、情報を持っている人を探したり、他の事例を探したりと、土台作りがメインです。

 まずは、市場があるのか、という点について考えないといけないので、色々と議論をしています。 

1.貸し手の存在 (日本で資金はあつまるか)
2.借り手の存在 (この事業は、現地の人々から必要とされているか)

 コメントやご質問、お待ちしています!
 また、活動への参加も常に歓迎しますので、taejun.shin[at]gmail.comまで、いつでもご連絡くださいね^^ (一回だけ勉強会に顔を出してみる、とかも全然アリです。)

1.貸し手の存在

 アプローチ次第で、貸し手を呼び込むことは可能だと考えています。

 今のところ日本で成功をさせる場合に、考えるべきファクターは、そのファイナンスの仕組みが潜在的な加入者の

 ・金銭的な動機
 ・慈善的な動機
 ・ファッション的な動機(ブランド動機?)
 
 に訴えるものになっているかどうか、という点にあるのだと思います。 
 世知辛いのですが、日本で成功するためにはこのあたりが重要そうです。

 統計的データもないので申し訳ないのですが、日本や東アジアでは、どちらかというと、個人レベルでの公的な寄付や慈善行為といったものが歴史的にあまり習慣化していなかったような感じがしています。 東アジアでは、災害などの際には、お寺など、特定の富を集積していた組織が救済的措置にあたってきた、という事がその一つの要因になっているのかもしれません。 日本でNGOやNPOの活動が、いまいち大きな広がりを見せないのは、こういったところに事情があるのかもしれないと感じたりもしています。
 
 そんな状況を考えると、人々の純粋なボランティア動機だけでなく、その他の動機についても掘り下げて考える必要がありそうです。 たとえば、ホワイトバンドの運動は、日本でも大きな広がりを見せました。 これは、ファッション的な要因からもホワイトバンドが支持された事によるのでしょう。 その動機の価値判断をしようとは思いませんが、なんにせよお金が集まらない事には事業も回らないので、貸し手のインセンティヴについて、よくよく考えていく必要がありそうです。



2.借り手の存在 (この事業は、現地の人々から必要とされているか)

 存在すると考えています。
 様々な悪徳業者が跋扈しているという現実もありながらも、マイクロファイナンスが急速に拡大しているということは、未だに供給が需要を吸収できていない証拠なのだと思います。 ちなみに、日本でも、NPOバンクと呼ばれる、市民レベルでの個人対個人の融資の仕組みが出来上がりつつあるようです。 今日テレビ番組で特集がされていたようで、録画しておきました。

 また、僕たちがこの勉強会を作って活動を行っているのは、開発に貢献したいという問題意識から来ているので、それに反しないようにするという大原則は常に意識しています。 ファイナンスは、人々を援助漬けにして自立心を奪うものでなく、むしろ、立ち上がろうとしている人々をバックアップするためのものなので、この原則にも悖(もと)らないものだと考えています。 

  
Comment
≪この記事へのコメント≫
貸し手側の他の動機として、“自己表現的な動機”もありうるのではと思います。wikiやyoutubeやニコニコ動画などの投稿数を見ても、無償であれだけの貢献をしているのはきっとこの動機があるからなのではと・・・
貸し手側が積極的に自己表現できるような仕組みをうまく作れたら良いですね。
2008/01/18(金) 00:51:40 | URL | honda #co9xvPLk[ 編集]
以前一度コメントさせて頂いた者です。

マイクロファイナンスは投資家の数が必然的に多くなるために、日本では、法の業規制との関係の整理が難しそうですね。

あまり強い動機が無くとも踏み込めるような、ハードルの低いものが作れれば面白いですね。
2008/01/18(金) 21:45:03 | URL | k.y. #-[ 編集]
はじめまして。英国のSOASで開発学を学んでいる者です。
いつも楽しく拝見させていただいてます。

まだまだ未熟者のため、あまり専門的なアドバイスはできませんが、あのホワイトバンドの広がりには同じく注目していました。貸し手のインセンティブは、普段の生活からですが、英国人のほうがはるかに高いと思います。何というか、

「自然に」ポケットの小銭をあげる

って感じです。何なのでしょうね。。。このコンセンサスの違いは。
2008/01/19(土) 04:04:44 | URL | たっち #-[ 編集]
返信遅れてしまいました・・・
Hondaさん、おっしゃる通り、自らの表現の場を人々が求めていて、それさえ与えられるのなら、いろいろなものを提供するのをいとわない傾向がありますよね。 自己実現欲求とも言えるのでしょうか。
がんばりましょう!


k.y.さん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、規制が今のところ一番の課題だと認識しています。 専門家の方をさがしています・・・


たっちさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
おっしゃること、よくわかります。 会社の中でも、Donationの文化があって、みんなが、お互いのお菓子代の小銭をぱっと出す文化があるんですよね。

これを乗り越えていいものを作っていきたいです!

これからもよろしくお願いします。



2008/01/20(日) 12:09:56 | URL | Taejun #-[ 編集]
KIVAみたいに寄付に順ずる運用で投資家に利息がつかない仕組みでなく、少額投資で手数料引いてもそれなりな利子がついて返済ごとに再投資・一部再投資・回収が可能な仕組みのものがないか探してます。

その中でお金に余裕のある人や元々慈善目的の人は利子の全部や一部を事業者に寄付できる仕組みの方が日本人の感覚に合ってると思います。

まあ20%とはいいませんが、定期よりも高いぐらい5~10%でも低金利に嘆く日本人は食い付きはいいんじゃないですか。

KIVAの少額というのはいい発想だと思います。
1000~10000円くらいの単位ならお金をあまり持ってない人でもなんらかの節約をすれば捻出できたり余った遊興費の一部をそちらにということも考えられると思います。
お年玉をただあげるのではなく、こういう仕組みのマイクロファイナンスをお年玉のかわりに小口で買い与え、さあ将来の経済の勉強も兼ねていいと思うところに投資してみなさい、と途上国の企業家を助けるだけでなく子供の教育の一環としても使われればただ上げるお年玉、ただもらってそのときだけ喜んで、子供のゲーム機か親の遊興費か大部分が目的意識のないただの"貯畜"に消えていくお年玉を豊かなものにできる可能性を秘めてると思います。

KIVAを調べてて色々思ったことです。
立ち上げのアイデアのお役に立てればと。
2008/06/11(水) 03:21:58 | URL | クロ現で利子20%とかいってたくせに投資家には無利子なKIVAにゲンナリな俺 #JalddpaA[ 編集]
クロ現さん、

コメントありがとうございます。

ちなみに、利子を戻してくれるサイトもあります。 名前を忘れてしまいましたが、そっちは数%の利子で回せているようです。

日本でこれを成功させるには、おっしゃるような日本の潜在的顧客の特性を考えて、うまく商品設計をする必要がありそうですね。 ありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。



2008/06/12(木) 00:26:11 | URL | Taejun #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。