Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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LBOについて①レバレッジについて。
 更新が遅れて申し訳ない。

 予定通り、LBOについての説明をしようと思う。
 LBO,Lveraged BuyOut(てこのかかった買収)の意味である。
 
 今日は、レバレッジの効用について語ることにする。

 てこのことをレバレッジというのだが、このものの考え方は、とても重要である。 買収時のみならず、企業のファイナンスをする際に考えるべき概念である。

 さて、レバレッジとは何か。 
 イメージ的には、てこと同じである。 てこの原理によれば、てこが長ければ長いほど、より大きなものを持ち上げることが出来る。 
 てこを金に見立ててみる。 やはり、資金が多いほうがより大きな企業をもちあげられる(買収ができる)。
 しかし、自己資本だけでは、どうも、今回はてこの長さが足りないようである。 

 そのようなばあい、金を金融機関から負債として借り入れ、その資金とともに、買収をかけることがある。

 買収した企業が成長すれば、負債は利子つきで返せばよい。 この場合、持ち前の資本に比較して、多くのリターンを得ることが出来る。

 例 200の商品を買い取り、その1年後の価値が300になった場合。

 1.レバレッジをかけない場合
 
 200の商品を、すべて、自己資金で購入。
 その後、商品の価値が300になるのだから、
 投入資金  :200
 その後の価値:300
 で、投入した資金が、1年で1.5倍になったことになる。

 2.レバレッジをかけた場合

 200の商品を、自己資金100、負債100(利子10%)で購入。
 投入資金         :100
 その後の価値       :300
 負債の返済額       :110
 その後の価値-返した負債額:190

 結果、投入した資金が、1年で、1.9倍になったことになる。
 
 資本に対するリターンの比率が高まること。 それが、LBOをした際の最大の美味しさである。
 しかし、いいことばかりではない。 負債を増やすということは、何よりも企業の倒産のリスクを高めることになる。 さらに、金利以上に購入した対象の価値が上昇しないのであれば、収支はマイナスとなってしまうのである。
 
 ビジネスの世界には、ハイリスク・ハイリターンの原則がある。 市場が効率的であれば、リスクが高ければ高いほど、結果の報酬は高くなる。 逆もまたしかりである。 バイスバーサ。
 LBOによって得られるハイリターンは、それが負う高いリスクの代償である。 
 
 さて、今回は、レバレッジについて説明した。 
 次は、買収時にLBOが持つその他の効果について説明しようと思う。
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