Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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Corrado Passera:改革者の心得。
 Mckinsey Quarterly,何かと読み応えがあります。

 授業の資料でも紹介されていたCorrado Passeraさん、イタリアのPoste Italiane(郵便局)と、Banca Intesa(金融機関)を見事に復活させた方のインタビュー記事。 明後日、ちょうどこれを紹介してくださった、川本先生の試験なのですが、すごく参考になりました。 


 ※記事は(英語ですが)、メール登録すれば誰でも見れます。 
Passera.jpg
http://www.mckinseyquarterly.com/Organization/Change_Management/Leading_change_An_interview_with_the_CEO_of_Banca_Intesa_1629?gp=1

 話していることのまとめと、感想を。

 1.改革する時の心構え
 2.技術的な側面
 3.トップの役割


 
 1.改革する時の心構え
 Passera氏の説くのは大体以下のところ:
 ・人の心は事実ベースでないと変わらないことを知ること(そうでないと信じない)。 
 成長とリストラクチャリングを同時に目指さない改革は、必ず失敗する。
 犠牲には存在理由が必要。 犠牲と便益のバランスがちゃんとしていないと人はついてこない。 
 反対派を即座に強制的に追い出さないこと。 そうすると、反対派が不和を醸成する。

 バランスと、人の心の機微と、組織に対する理解がとても重要なのでしょう。 特に、最後の、反対派をすぐに切らないことにも、とても同意します。

 

 2.技術的な側面
 基礎研究にかなりの投資を行うto make new services and growth
 ディテールはビッグピクチャーと同様に重要

 基礎研究は、新商品の開発に必ず必要なもので、競争優位の獲得には必ず必要なものとなり得ます。 改革をする際に重要な事は、必需と虚需の見分けで、必ずしも完全コストカットではない事に注意する必要があると思います。 
 そして、全般的な方向性のみならず、それを具体的なアクションプランに落としていく。 僕は後者は特に弱いので、今後の課題ですね。
 

 3.トップの役割
 トップは、すべての事に気を遣い、すべての事に責任を持たないといけない。
 ・Plan公表後、多くの疑心の目にさらされる事を覚悟し、辛抱強くあること。 
 明確なビジョンを提示する
 状況をしっかりと認識する。どんな組織にも、プライド、文化、その他もろもろの重要なものがある。

 トップの責任は、言うまでもないと思います。
 ビジョンについて、Passera氏は、ビジョンは実現可能な夢でないといけないし、人々の誇りの働きかけるものであると話します。 彼が掲げたビジョンは、「ヨーロッパ最高の郵便局となること」でした。 
 そして、現実を知らない根無し草とならないように、彼は、就任時、地方を行脚し、事業所を見て回ったそうです。 そして、人々の間で共有されている価値観が何かという事を見出していったのでしょう。



 上杉鷹山の人ノートを思い出しますね。 
 改革において重要な事は、今も昔も変わらないようです。 結局、人間が本質的に変わらない限り、人間集団の問題を御するのに必要なものは変わらないのでしょう。

 
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