Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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MSIM Journal雑感。
積ん読になっていたMSIM Journal (Morgan Stanley Investment Management Journal)を読む機会があったので、さらりと雑感を。

このジャーナルは、5部構成で、SWF、日本の株安、エマージングマーケット、ディストレス投資(不良債権投資とかですね)、日本の省エネ製品について取り上げていました。
要旨&僕のコメントをまとめてみます。


1.SWF(政府系ファンド)
 運用資産総額が2,540億ドルにもなるSWFの台頭とそのAUM(保有資産額、asset under managementの略)増加の見込み、問題点(透明性など)が指摘されていました。 特に新しいものはない感じです。 (というより、僕がこの本を読むのが遅すぎた・・・)


2.日本の株安
 現在の日本企業のPERは16~21。 MSIMとしては、16は適正と考えている。 ただし、大企業以外については、魅力的な投資先がかなり多い。 全般的にも、割高感がある世界の株式に比べると、日本株には魅力がある。

 、といっても、皆がそう思っていたら、ここまで落とすこともないと思うので、市場の見方はもう少しシビアなのかもしれません。


3.エマージングマーケット
 先進国の不振にもかかわらず世界経済が比較的安定しているのは、近年における新興国の躍進にある。これをドライブしているのは、安定しつつある金融市場、低いインフレ率による消費の伸び、開放性の高まりにある。
 あまり強調されていなかったのですが、エマージングマーケットの各国の株式の収益率の相関は非常に低い(マイナスの場合もある)ようです。 先進国においてこの相関がかなり高い事を考慮すると、リスクマネジメントの観点からもエマージングマーケットへの投資はより正当化されていくのかもしれません。


4.ディストレスド投資
 Distressed投資とは、経営危機にある会社の株式や債権に対する投資で、これは当然ながら、ビジネスサイクルと密接なかかわりをもっている。 ディストレスド投資のファクターは、資本のスピード、流入する資本の規模、市場機会にある。 ディストレスド投資市場は成熟しつつあるため、資本の流入のスピードは速くなっている。 また、SWFの増大など、市場に入る資金は増大しており、機会のある市場も拡大傾向にある。 このことから、今回のDistressed投資はまた違うものになるかもしれない。

 そりゃ、現在が過去をなぞるなんてありえないわけで、事象のファクターの設定さえすれば、「今度は違う」という事はいくらでも言えそうな気がします。


5.日本の省エネ製品
 バブル以降、日本の製造業は選択と集中を行ってきた。 現在多くの企業に恩恵をもたらしている技術の一つが環境関連の技術である。 トヨタのプリウスなど。




 全般的に、あまり読み応えがありませんでした。 

 もう読むことはないと思います。



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