Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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銀行の融資行動と倒産連鎖の可能性。
 不動産開発会社のレイコフが倒産したのが、いくつかのブログで話題になっています。

 同様のことが、連鎖的に向こう1,2か月の間に起こる可能性は、日本の金融機関の融資行動を鑑みると、ありうるのかもしれません。

 聞くところによると、日本の銀行というのは、その時々に、融資対象と融資総額をきっちりと決めて、それ以上の融資は行わないそうですね。 人事システム的に、それを破って融資をしようとするような気骨ある融資担当者はあまりいないのかもしれません。 (外資系や、ノンバンク系は多少リスクをとっているようです)

 となると、余っている融資枠は当然ながら、信用力のある有力なプレーヤーに優先的に割り当てられることになります。 おそらく、僕たちでも知っているような、とっても有名な不動産会社や投資会社に。 そして、中堅企業に対しては容赦ない行動をとる事でしょう。 となると、上で書いたような倒産連鎖が起こる可能性は低くないのかもしれません。

  
 僕は事実を確認したわけではないのでよくわからないのですが、もし本当に融資枠を事前に決めて、それ以上貸出を行わないという融資行動をとっているのであれば、それは明らかに非合理的と言わざるを得ません。

 前にも書いたのですが、リスクに対して銀行が持つべき変数は融資額のみならず利子率その他契約内容全体であるべきです。 そこを、融資額のみに限定することが、どれだけ戦略としての柔軟性を欠き、その銀行の利益機会を逸し、かつ経済全体に負のインパクトを与えるかを、もう少し考えてもよいのではないでしょうか。 かてて加えて、日本の金融機関はサブプライムでそんなにいたんでないはずなのに(出遅れたために助かったという説もありますがそれはさておき)、なぜあそこまで急に融資態度を変えるのか、なかなか理解に苦しみます。 Grrrrrr.


 どなたか、事情を知っている方、教えてくださるとうれしいです。 (もちろん匿名で)


 
Comment
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2008/03/25(火) 12:24:54 | | #[ 編集]
まったく回答になってはいませんが。。。
多分お求めになっている回答とは程遠いかもしれませんが、遅ればせながら私の知っていることを書かせてください。
今は会社の経営が悪化して解雇されてしまったのですが、前と勤めていた会社は不動産投資ファンドの会社でした。まだ立ち上がったばっかりで、ファンドレイズをしたので、お金はたくさんある。あとは投資するだけということで入ったのですが、現在の状況はきびしすぎます。
まず投資家は東京以外の物件には目を向けてくれません。よっぽどリターンがあればなんでもいいとか、大手のファンドのようにポートフォリオに組み込んでしまいリターンがあれば別にどこに投資してくれてもいい。というところ以外は地方の物件に投資するこた無理だと思います。(あとオールエクイティで投資するとか。ただそれだとレバがかからないのでそれはそれで問題ですが)
というわけで、去年も厳しかったのですが、今年になってさらに厳しくなり投資家は東京の物件しか買わなくなってきたのです。
さらにサブプライム問題の影響で今はどこの銀行も東京以外の物件はお金を出してくれません。あと日本の銀行はお金がケイマンやシンガポールを経由してくるのを嫌います。
というわけで、私の会社も投資家がお金をだしてくれるかわからない。おまけにファイナンスをつけようと思っても地方物件だとお金すらだしてもらえない(すでに審査すらしてくれない)という状況です。2月の時点で、お金を貸しているところは、もう実効が5月からだとも聞きました。ということはすぐに買ってもらいたい、3末までに買ってもらいたい。という案件は買えないということになります。そして売っている側も売れないという悪循環が起こっているように思えます。
融資枠というのも聞いたことがありますが、今はファイナンスがリタイアしないということで枠も広がらないのが現実らしいですね。
と、多分お知りになりたいことの回答にはなっていないかと思いますがコメントさせていただきました。
2008/04/02(水) 18:36:46 | URL | 権兵衛 #-[ 編集]
はじめまして。貴重なコメントありがとうございます。

仰る通り、地方物件に対するファイナンスは相当に厳しいものになっていますね。。 さらに、最近の状況を見ていると、都内のクラスAでも相当に難しいようです。 大型案件でも、資金に相当に余裕のあるSWFなどがフルエクイティで購入しているのが目立ちます。 さらに、今後は資金制約に悩まされた金融機関が生き延びるために、より多くのアセットが市場に放出されるようになり、さらに価格が落ち込むのかもしれませんね。


日本の銀行は、ストラクチャードファイナンスがあまり好きでないのですね。 それは初めて知りました(というのも外資系のファンドは必ずといっていいほどストラクチャーをそのように組むので)。

 参考になりました。ありがとうございます。 

 これからもどうぞよろしくお願いします。


2008/04/04(金) 02:14:02 | URL | Taejun #-[ 編集]
クラスAでもダメなのですか?
上のコメントを書いた同じ者です。
クラスAでも今は難しいのですか!!それはびっくり。厳しいですね。クラスAでなくても都内のピカピカオフィスはキャップが3%以下とかすごいですものね。前の会社みたいな弱小ファンドでは3%は厳しく都内は4%から検討でしたからねえ。
これから小さいファンドはつぶれ、大きいところも苦しくなるでしょう。レイコフのバルクもうちに来ましたがお値段が高くて手が出せませんでした。そしたらあんなことになってしまって。。。
辛いですね。本当にどこかの国の政府系ファンドとかじゃないと今は買えませんよね。
2008/04/04(金) 07:19:01 | URL | 権兵衛 #-[ 編集]
ファイナンスがつかないというわけではないと思うのですが、そう簡単にはつかない、というところのようです。

最近知り合いに聞いたのですが、やはり上のような論理でファイナンスをつける金融機関はあるみたいですね。
2008/04/06(日) 00:00:40 | URL | Taejun #-[ 編集]
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