Taejunomics

            政治、経済、社会、哲学、芸術、文学、スポーツ、マイクロファイナンス、教育などなど、徒然なるままに書き綴ります。 ※お初の方はカテゴリー欄の「Taejunomicsについて」、をご覧ください。
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人生のペース配分。
イチローや、ビートたけし、スティーブ・ジョブズなど、多くの業績を残した人々の共通点として、「毎日を同じように生きる」というのがあるのかもしれません。
イチローは「特別な日などない」と話し、日々自己鍛錬に励んでいますし、スティーヴ・ジョブズはいつも「今日が最後の日だと考えて生きる」ことをモットーにしています。
ビートたけしは、今日が人生の最後の日だとしても、生き方を変えることはないだろうと話しています。

この共通点を、ファイナンス理論などでよく使われる議論にのっけて命題にすると、こんな感じになるのかもしれません。
(厳密ではないです。最初に定義とかして厳密にしようとしていたのですが、途中でつまらなくなったのでやめにしました。)


命題:幸せに慣れてしまう人間にとって、人生における満足の最大化は、「毎日を同じように生きる」ことによって得られる。


証明:

例から帰納します。
ビールの話にしましょう。

真夏に、2日連続で土木作業をすることになっている人がいます。
この人の家の冷蔵庫には、ビールが2本あります。 これきりです。

この人は、幸せに慣れる人です。 すなわち、一本目のビールで得られた幸せに比べると、二本目のビールから得られる幸せは少ないのです。
ならば、この人が、限られたビール2本から最大限の満足を得ようとするのであれば、1日目と2日目に、それぞれ二本ずつビールを分けて飲むでしょう。

もし、一週間重労働をするとして、家に7本のビールしか無かったら、同様に、毎日一本ずつ飲むのが最も適切になるでしょう。

言うなれば、自分の持っているリソースを、与えられた期間のうちに、等しく分けることが、最も大きな満足を得ることへとつながるのです。
これをさらに敷衍すると、「人生において、毎日を等しく生きる」ことによって、人生における最大の満足を得ること二なります。

Q.E.D.


ここで、重大な問題があります。 それは、運命は不確実だから、僕たちは、自分の残り時間が正確にはわからないという点です。
ですが、それでも、自分が現在の状況下で、さまざまな情報を基に認識している「自分の残り時間」によって、アロケーションを決定する以外には方法はないのですね。
いうなれば、自分が思い描いている人生の最後の日をイメージしながら、毎日を同じように生きるわけです。

毎日を同じように生きるということは、別に、喜怒哀楽のない生活を送る、という事ではないと思います。むしろ、人生に対する姿勢を、終始一貫させたほうが良いという点にポイントがあります。人生は自分の意のままにならないことが多いので、自分が毎日を等しく生きようとしても、外的な要因によって喜怒哀楽することになるでしょう。


もしかしたら、イチローやビートたけしらは、この事を本能的に知っているのかもしれませんね。
僕も、毎日を同じように生きられるよう、願っています。


僕の大好きな本、「橋のない川」には、こんな言葉がありました。 第6巻の258ページ。


「一年三百六十五日。そのなかに、なぜに、"特別"な日が存在しようか。思え。この日もある人は貧に泣き、ある人は差別に喘ぐ。ゆめ、幻想のとりことはなるなかれ。」
Comment
≪この記事へのコメント≫
ここでいう「毎日を同じように生きる」とは、「毎日の時間配分」を言うのですか?
それとも「毎日に望む姿勢」を言うのですか?
2008/04/08(火) 22:11:20 | URL | ちゅん #-[ 編集]
望む姿勢だよ。 曖昧な文章でごめんなさい・・・
2008/04/09(水) 01:46:46 | URL | Taejun #-[ 編集]
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